各種警報機
ガス漏れ事故のほとんどは、「ガスを消したつもり」「すぐ戻るから」などのうっかりミスが原因です。警報器を正しく設置していれば、これらのうっかりミスを知らせ、事故を未然に防ぐことができる可能性があるのです。
各種警報器の設置場所と注意事項
≪LPガス漏れ警報器≫
LPガスの場合の警報器は、警報器の上端が床面上30cm以内で、燃焼器から4m以内の同一室内の壁面に取り付けます。
≪住宅用火災警報器≫
火災警報器を設置する部屋は、各市町村の火災予防条例で定められた場所に取り付ける必要があります。
寝室および寝室がある階(寝室が避難階となる階にある場合は除く)の階段には、
原則として煙式を設置しなくてはなりません。
≪CO(一酸化炭素)警報器≫
燃焼器から4m以内、天井から30cm以内の壁面に設置します。
LPガス事故撲滅のため、お客様宅のガスメーターと無線伝送器もしくは、宅外伝送盤を連動することによって、
ガスの異常、消し忘れなどのうっかりミスを感知し、
自動的に監視センターを経由し、お客様と当社に保安情報を通報する安全監視システムです。
定期的に設備の状態を通報しますので、安全確認ができます。
LPガス漏れ警報器
ガス漏れをいち早く検知してランプやブザーでお知らせします。
“次の場所には設置しないでください”
- ガス燃焼器、直上の場所
- 水蒸気、煙などが直接当たるおそれのある場所
- 換気口等空気の吹き出し口から1.5m以内の場所
- 給気口や換気扇等の附近で常時外気により漏れたガスが薄められるおそれのある場所
- 厨房設備、家具等のかげになりガスが流通しにくい場所
- 囲温度が-10℃以下50℃以上になるおそれがある場所
- 水滴などが直接かかる場所
- ビルなどの湯沸し室で、夜間は電源を切ったり、使用時しか電源を入れない場所
住宅用火災警報器
住宅用火災警報器には煙式と熱式の二種類があります。火災の煙を感知するタイプのものを設置してください。
台所にも煙式をお奨めしますが、料理による湯気を感知する場合は、熱式を設置しても構いません。
山形の場合、全ての寝室に設置してください。
寝室が2階にある場合は、階段がある場所の天井にも設置が必要です。
台所に設置義務はありませんが、設置されることをお奨めします。
CO(一酸化炭素)警報器
ガスの不完全燃焼などで発生したCO(一酸化炭素)を検知してお知らせします。